安里川ファンクラブ 　イベント情報

　２０１１年７月にグランドオープンした「さいおんスクエア」親水庭園において、那覇市主催で開催した「安里川環境釣り大会」の企画立案と運営に当たりました。

　

　安里川環境釣り大会は、安里川に多種にわたる魚が生活していることを、市民へ知ってもらいたいことと、釣り人の安全やマナーについて考える場として開催しました。
　約５０名の小中学生や親子、２０人の釣り人がスタッフとして参加しましました。

　

　内容は、隣接する牧志ほしぞら公民館ホールにて「釣りの安全とマナー」に関する講習を行ったあと、大きさと数を競う釣り大会、表彰式と問題の発表となりました。

　

　講習会はまじめすぎる内容になってしまったのですが、驚くことに参加者は皆真剣で、関心の高さが伺えました。


　実釣では、大会開催後すぐに２５ｃｍを越えるロウニンアジがルアーで上がり、さらにエサでは１５ｃｍほどのミナミクロダイが数釣れました。

　

　安里川のイメージにある「テラピア」や「ボラ」も釣れましたが、ミナミクロダイの数が多く、さいおんスクエア周辺が潮の影響を受けていることを感じることができました。

　

　魚種はロウニンアジ、ギンガメアジ、ナイルテラピア、ボラ類、ニセクロホシフエダイが上がり、最大はボラとテラピアの２７ｃｍでした。

　

　釣った魚は国際通りに面する形で水槽展示し、講習終了後にリリース。
　道行く人達は「こんな美味しそうな魚が住んでいるの？知らなかった〜！」など、驚きの声を上げていました。

　釣り大会の商品としては、釣具店サンノリー２さんや寄宮フィッシングセンターさん、ボディケアｇｕさん、釣具メーカーのヤマリアさん、そしてアウトドアショップＮＥＯＳさんから数多くいただきました。たくさんの景品をいただき、感謝いたします。

　



　大会運営にあたっては、まだまだ改善の余地があり、反省しきりでもあります。
　また、、ゴミ問題等の影響で管理者の意向の意向もあり、今後開催できるかどうかは、釣り人のマナーにかかっています。

　「安里川環境釣り大会」の次回の開催を心待ちにしているという方も多く、また、安里川のポテンシャルを伝えるためにも、釣り人の安全やマナーＵＰのためにも、楽しめて学べる貴重な活動になると思います。
　参加者の皆さんも、そうでない皆さんも、次回釣り大会開催へ向けて、一人ひとりが注意しあって、皆に「是非とも次回も開催してほしい。」と言ってもらえるよう、しっかり行動していただければと思います。
　ご協力、本当にありがとうございました。

　１１月に新都心那覇メインプレイスにて開催された「那覇市環境フェア」において、那覇市環境保全課ブースで「安里川の魚」の展示を行いました。
　数日前から釣り歩いて水槽で飼育し、一つの水槽でフナなどの淡水魚と、ギンガメアジやミナミクロダイなど汽水魚を展示。
　多くの方に安里川の魚を見ていただき、関心を持っていただくことができました。

　

　次回の那覇市環境フェアでは、安里川ファンクラブとしてブースを出展したいと考えておりますので、皆様のご協力よろしくお願いいたします。